布団に使用される生地の素材について種類と特徴
アルプス堂が扱っている羽毛布団の側生地(布団生地)の素材は綿のみですが、その他の布団に使用される生地の素材について種類と特徴についてまとめました。
布団に使用される生地の素材には様々な種類があります。以下に主な素材とその特徴を紹介します。
- 綿(Cotton):
- 特徴: 天然素材で、吸水性が高く通気性があります。繊維が柔らかく、肌触りが良いのが特徴です。また、丈夫で耐久性があります。
- 種類:
- 朱子織:光沢があり、滑らかで高級感があります。
- 平織:ツヤがなくシンプルで、使い込むほどに柔らかくなります。
- 合成繊維(Synthetic Fibers):
- 特徴: ポリエステルなどの合成繊維が使われます。価格が比較的安いのが利点ですが、吸湿性や肌触りが天然素材に比べて劣ります。静電気が起きやすいことに注意が必要です。
- 例:
- ポリエステル:耐久性があり、シワになりにくいが、通気性が天然繊維に比べて劣ります。
- オーガニックコットン(Organic Cotton):
- 特徴: 化学薬品をできるだけ使用せず、環境に優しい方法で栽培・加工された綿です。肌にやさしく、天然の柔らかい感触があります。
- 利点: 化学薬品の残留が少なく、赤ちゃんや敏感肌の人に適しています。
布団の素材選びは個人の好みや使用目的によって異なります。吸水性、通気性、肌触り、価格、環境への配慮などを考慮して選ぶと良いでしょう。